2006年11月21日

肯定と否定

下記の記事を一つの観点から肯定と否定で読み解いてみよう。
小樽潮陵高(大沼寛校長)が、二年生の必修科目である「現代社会(現社)」の授業を「政治経済(政経)」の教科書で行っていた問題で、道教委は二十日までに授業内容を精査し、「『現社』の内容を網羅している」として履修漏れには当たらないと判断した。
(北海道新聞2006.11.21より)
1.通常、厳しい教科書使用統制がある中で、別の科目の教科書を承認した点は、教育自由という点から見ると肯定。
2.しかし、この判断は、これ以上の補習を増やしたくないという動因からだから、その動機の不純さ故に否定。
3.だかそれでも、教科書の使用が必ずしも義務でないことを当の教育委員会の側が承認した事実は今後の教育の自由にとって肯定。
4.それでも、その適否を教育委員会が判断主体として登場しているのは、教育への権力的介入と判断することもできるので、否定。

とりあえずそんなことが考えられる。


Posted by mc1026 at 17:52

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