2008年04月09日

専門性の復権

犬山市では、市長が強引に教育委員を一人増やすことにしたと報道されている。
増やしてもいいのだが、問題は、その理由・動機だ。

学テに参加させたいから以外に理由がない。
この市長にはしかも理性的な話が通じない。
不参加理由について教育長やその他委員は、理由を明らかにしている。
しかし、その理由への反論ができないのに増やすと言い張る。

教育委員会の自主的決定ということが理解できないらしい。
矛盾していると思うのは、教育委員会の決定を無力化する(自分の意見に従う委員を増やす)ために、ほかならぬ教育委員を増やしすという。普通は、人員を増やすことは、機関の機能を強化することになるのだが、今回の犬山市長のやっていることは、その反対だ。増員が弱体化をもたらすわけだ。

専門家に委ねるべきことは委ねた方がいいと思う。
素人の思いつき的政策は、多くの人に甚大な被害をもたらす。  

Posted by mc1026 at 15:22
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
mc1026
オーナーへメッセージ